ブエノスアイレスは「南米のパリ」と呼ばれるだけあって、
見どころが多すぎて逆に迷う街です。私はこの街に2回訪れました。
1回目はCouchSurfingのホストの車でローカルな視点から各地区を案内してもらい、
2回目は南米一人旅で徒歩でじっくり歩き回りました。「ガイドブックに載っている場所は全部行きたい」気持ちはわかりますが、
2回行ったからこそわかる「本当に行く価値がある場所」だけを厳選しました。
初めての方もリピーターも、ぜひ参考にしてください。
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【結論】しいて言えばこの3つだけは絶対に外さないで
迷う時間がない方、または滞在が短い方はまずこの3つへ。
| スポット | 理由 |
|---|---|
| 🥇エル・アテネオ・グランド・スプレンディッド | 世界で2番目に美しい本屋 |
| 🥈Cafe Tortoni | アルゼンチン最古・最も美しいカフェ |
| 🥉ラ・ボカ(カミニート) | ブエノスアイレスでここだけの景色 |
残りも時間が許す限り回ってほしいですが、「半日しかない」方はこの3つを最優先に。
6つのスポット全紹介
1. オベリスク&7月9日大通り|ブエノスアイレスの「顔」

ブエノスアイレスに来たら必ず目に入る、街のシンボルオベリスク。
高さ67mの白いタワーの前には植物でかたどられた「BUENOS AIRES」の文字が置かれていて、
着いた瞬間に「あ、ブエノスアイレスだ」と実感できる場所です。
オベリスクが建つ7月9日大通りは世界最広級の大通りで、
行き交う大型バスのスケール感は圧巻。
観光の起点として、まずここで街の空気を体感するのがおすすめです。
- 入場料:無料
- アクセス:地下鉄B線「カルロス・ペジェグリーニ」駅から徒歩すぐ
- 所要時間:15〜30分
2. 5月広場&カーサ・ロサダ|アルゼンチンの政治の中心地

アルゼンチンの大統領府「カーサ・ロサダ(ピンクの家)」に面した広場。
マドンナ主演の映画『エビータ』で有名なバルコニーが正面に見えます。
2回目の訪問では、バリケードが設置されていたり慰霊の石が置かれていたりと、
前回とまったく異なる光景が広がっていました。
1年ぶりの訪問でもここまで様子が変わるのがブエノスアイレスのリアルで、
生きた歴史を感じられる場所です。
周辺には5月通り(アベニーダ・デ・マージョ)が延び、
カフェ文化が盛んなブエノスアイレスらしい風景が続きます。
- 入場料:無料
- アクセス:地下鉄A線「プラサ・デ・マージョ」駅直結
- 所要時間:30〜45分
3. ★Cafe Tortoni|アルゼンチン最古・最も美しいカフェ

1858年創業、アルゼンチン最古のカフェです。
5月通り沿いに構える歴史的な建物の中に入ると、天井の高さと装飾に圧倒されます。
感想を一言で言うなら「美術館の中でご飯を食べているみたい」。
それくらい本気で美しい空間でした。
一番人気はチョコラテ・コン・チュロス(ホットチョコレートとチュロスのセット)。
最後まで飲み食いすると甘くてかなりお腹にたまるので、
2人以上で行く場合はシェアするのがおすすめです。
混雑については、私が訪れたときは前に4組並んでいましたが、思ったより早く入れました。
予約はできないので、開店直後かランチピーク前後を狙うのが賢明です。
また、混んでいるときは裏口から入れることもあるので、
列に並ぶ前に裏側も確認してみてください。
- 住所:Av. de Mayo 829, Buenos Aires
- 営業時間:月〜日 9:00〜21:00(変動あり・要確認)
- 予約:不可
- アクセス:地下鉄A線「ピエダード」駅から徒歩約3分

4. ★エル・アテネオ・グランド・スプレンディッド|世界で2番目に美しい本屋

世界で2番目に美しい本屋として世界中のメディアで紹介されているスポット。
もとは1919年創業の歌劇場で、天井のフレスコ画・舞台・ボックス席がそのまま残っています。
正直、ガイドブックで見て期待値を上げて行ったのですが、
実際に中に入った瞬間「あ、本当だ、すごい」と声が出ました。
スペイン語の本ばかりで読めなくても、空間そのものが体験として十分成立しています。
2回訪れましたが、2回目も「やっぱり良い、美しい」と素直に思える場所です。
舞台部分はカフェになっているので、元舞台の上でコーヒーを飲むというここだけの体験もぜひ。
- 住所:Av. Santa Fe 1860, Buenos Aires
- 営業時間:月〜土 9:00〜21:00 / 日 12:00〜21:00(変動あり・要確認)
- 入場料:無料(カフェ・購入は別途)
- アクセス:地下鉄D線「カジャオ」駅から徒歩約5分

5. ラ・ボカ(カミニート)|サッカーとカラフルな街並みの聖地

カラフルな建物が並ぶ「カミニート」は、ブエノスアイレスの中で最も写真映えするエリア。
ボカ・ジュニオールズのスタジアムが近く、観光向けのお店やサッカーグッズが並んでいます。
弟はここでサッカー関連のお土産をまとめて買っていました。
ただし、治安面ではブエノスアイレスの中で最も注意が必要なエリアです。
観光用のカミニート周辺のみに留まり、行き帰りはUber利用を強くおすすめします。
体験談: ホストさんの車を観光エリアから2ブロックほどのところに停めた際、
地元の男性が現れて「車を見張っておく」と言い、
数十分の駐車にしては相当高い金額を要求してきました。
ホストさん曰く「払わないと車を傷つけられる可能性がある」とのこと。
観光エリアのすぐ外でも、こういった非公式のルールが機能しているエリアです。
行く価値は十分あるけれど、移動手段は慎重に。
- 入場料:無料
- アクセス:Uberで直接カミニートへ(公共交通機関での移動は非推奨)
- 所要時間:1〜1.5時間

6. サン・テルモ地区|タンゴとメッシの名言と週末マーケット

アンティーク・雑貨・ストリートパフォーマーが集まるサン・テルモ地区。
土日の昼間は特に活気があって、タンゴダンサーが路上でパフォーマンスをしていることも。
突然始まる本格的なタンゴは、一見の価値があります。

お土産屋さんを歩いていると、メッシグッズにスペイン語で書かれた言葉を発見しました。
「¿Qué mirás, bobo?(何見てんのよ、ばかっ!)」——
2022年ワールドカップでメッシが対戦相手に放った名言です。
サッカーファンの弟に教えてもらって思わず笑いました。
サッカーへの熱量がお土産にまで滲み出ているのが、いかにもアルゼンチンらしい。
マーケットでは、マテ壺やボンビージャ(マテ用ストロー)に名前を彫ってくれるお店も。
アルゼンチンといえばマテ茶。
4,000〜4,500アルゼンチンペソ(当時約600円強) という現地価格でオーダーメイドできるので、
旅のみやげとして最高のコスパです。
- 入場料:無料
- アクセス:地下鉄C線「インデペンデンシア」駅から徒歩約10分
- おすすめ時間帯:土日の昼間のみ(夜間の一人歩きは避けて)
- 所要時間:1〜1.5時間
+α|La Cocina|エンパナダはレコレタの名店で

6スポットを回ったどこかのタイミングで、レコレタのエンパナダ名店「La Cocina」に立ち寄るのがおすすめです。
レコレタのAv. Pueyrredón沿いにある小さなお店で、カタマルカ州のレシピを守り続けて40年以上地元民に愛され続けています。
受付のお兄さんが英語でひとつひとつフレーバーを丁寧に説明してくれて、
1個3,000ペソ前後とやや高めながら2個でしっかりお腹いっぱいになりました。
汁気がすごいので、覚悟して食べてください笑
イチオシはピカチュウ(スパイシーなチーズとオニオンのエンパナダ)。ぜひ試してみてください。
- 住所:Av. Pueyrredón 1508, Recoleta, Buenos Aires
- 営業時間:月〜土 12:00〜15:00 / 18:00〜翌1:00(要最新確認)
- 価格:1個3,000ペソ前後〜(2026年時点は要確認)

効率よく回るおすすめルート
【午前】
5月広場・カーサ・ロサダ → 5月通り散策 → Cafe Tortoni(開店直後が◎)
【昼】
La Cocina でエンパナダランチ(レコレタ)
【午後】
エル・アテネオ(レコレタ近く)→ サン・テルモマーケット(土日のみ推奨)
【夕方〜夜】
Uberでラ・ボカ(カミニート)→ Uberで帰宅
【別日または翌日】
オベリスク・7月9日大通り(夜景も◎)
旅の準備|ブエノスアイレスを快適に回るために
eSIMは日本から持っていこう
現地でSIMを調達する手間と時間のロスは地味にストレスです。
出発前にeSIMを購入・設定しておくのが断然ラク。
Uber移動用のクレカは海外手数料ゼロのものを
ブエノスアイレスはUberを多用します。
海外事務手数料がかからないカードを1枚持っておくだけで細かい出費がかなり変わります。

まとめ
| スポット | 特徴 | おすすめ度 |
|---|---|---|
| オベリスク・7月9日大通り | 街のシンボル・観光起点 | ★★★☆☆ |
| 5月広場・カーサ・ロサダ | 歴史・政治の中心 | ★★★☆☆ |
| Cafe Tortoni | 最古カフェ・空間が圧巻 | ★★★★★ |
| エル・アテネオ | 世界2位の本屋・必訪 | ★★★★★ |
| ラ・ボカ(カミニート) | 映える・サッカー聖地 | ★★★★☆ |
| サン・テルモ | タンゴ・マーケット・名言グッズ | ★★★☆☆ |
| La Cocina(+α) | レコレタのエンパナダ老舗 | ★★★★☆ |
ブエノスアイレスはヨーロッパとラテンが混ざり合った、
南米の中でもひときわ個性的な街です。
準備を整えて、思いっきり楽しんできてください。


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