「陸路でラオスに入国するって難しくない?」「手続きが不安で…」
ノンカイからラオス・ビエンチャンへの陸路国境越えを実際に経験した視点で、
出国〜入国〜市内移動まで全ステップを解説します。
初めての陸路国境越えでも、この記事を読んで行けば迷いません。
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結論:思ったより全然簡単。手順さえ知っていれば問題なし
正直に言います。私自身、自分の足で陸路国境越えをするのは今回が初めてで、 出発前はそこそこ不安でした。
でも実際にやってみたら、拍子抜けするほどスムーズでした。
入国手続きはシンプルで、英語表示もあり、流れに沿って進めば迷う場面はほとんどありません。
「なんだ、こんなものか」という感覚と同時に、
「自分で国境を越えた」という達成感がしっかりありました。
同じように不安に思っている方、大丈夫です。調べて来た人はちゃんと通過できます。
全体の流れ(5ステップ)
① ノンカイ駅に到着(寝台列車で早朝着)
↓(徒歩約20分 or トゥクトゥク)
② タイ出国オフィスで手続き
↓
③ 友好橋を越えてラオス側へ(シャトルバス)
↓
④ ラオス入国オフィスで手続き
↓
⑤ ビエンチャン市内のバスターミナルへ(バス)
ステップ①:ノンカイ駅に到着
バンコクからの寝台列車は早朝にノンカイ駅へ到着します。
「駅を出ると勧誘される」と複数のブログに書いてあったのですが、 実際に行ってみたら全然そんなことはありませんでした。
時期や時間帯によって違うのかもしれませんが、
少なくとも私が経験した限り、駅周辺は穏やかな雰囲気でした。
タイ出国オフィスまでは徒歩約20分。
Googleマップ通りに進めば迷うことはありません。
道中、YouTube動画用にカメラに向かって話しながら歩いていたら、気がついたら着いていた、というくらい
普通に平和な道のりです(笑)
荷物が重くて歩くのが苦な場合は、駅前でトゥクトゥクを拾う選択肢もあります。
ただし値段交渉が必要なので、その点だけ心づもりを。


ステップ②:タイ出国オフィスで手続き
オフィスで行うことはシンプルな3ステップです。
- パスポートを係員へ提示
- 両手4本指の指紋を採取
- 顔写真撮影(このとき「メガネを外して」と言われます)
それだけです。係員とのやり取りはほぼなく、流れ作業でスムーズに進みます。


ステップ③:友好橋シャトルバスでラオス側へ
タイとラオスの間にはメコン川が流れており、
その上に架かる「第一メコン友好橋」は徒歩で渡れない構造になっています。
出国オフィスを出てすぐ後ろの窓口で、バスチケットを購入して渡ります。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 通常料金 | 30バーツ |
| オーバータイムフィー加算時 | 35バーツ(+5バーツ) |
| 支払い | タイバーツ現金のみの場合が多い |
| 所要時間 | 数分程度 |
💡 私が行ったときは35バーツでした。チケットに「オーバータイムフィー5バーツ」と
記載されていたので、時間帯や曜日によって加算されるようです。

ステップ④:ラオス入国オフィスで手続き
日本人はビザ不要(観光・30日以内)
日本国籍・観光目的・30日以内の滞在であれば、ラオス入国にビザは不要です。
入国オフィスにはビザオンアライバル(VOA)のカウンターがあり、
他の国籍の旅行者が並んでいますが、日本人はそこをスルーしてOKです。
⚠️ 入国時のスタンプで滞在期限を確認して
入国審査官からパスポートを返された際、スタンプに記載された滞在期限(日付)が正しく30日後になっているかをその場で必ず確認してください。稀に古いルールの名残などで間違った日付を押されるトラブルを防ぐため、その場でのチェックを推奨します。
(在ラオス日本国大使館、駐日ラオス大使館、JETROビジネスニュース 2025年6月発表の緩和措置より)
デジタル出入国フォーム(LDIF)の事前登録が必要(2025年9月1日〜)
2025年9月1日から、友好橋(ノンカイ/タナレン)を含む主要国境を利用する外国人全員に、 デジタル出入国フォームの事前登録が義務化されています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 登録タイミング | 出入国予定日の3日前〜当日まで |
| 登録方法 | ラオス出入国管理局公式サイト(immigration.gov.la)から「Submit Online」 |
| 必要なもの | ①パスポート顔写真ページの画像 ②本人がパスポートを持った写真 ③ビザ(不要な方はSkip) |
| 登録後 | QRコードが発行される → 入国時に提示 |
| 紙の出入国カード | 2026年5月現在、当面は紙対応も可とされているが、今後廃止予定 |
💡 紙カードの対応は「当面の間」とされており、いつ終了するかは明確ではありません。
QRコード登録を済ませておく方が確実です。
入国手続きの流れ
- パスポートを提示
- 入国料として40バーツを現金で支払う(係員に直接渡す形式)
- スタンプを押したパスポートが返却される
- 荷物検査台を通過
→ スーツケースは検査台を通すよう指示されましたが、
リュックの人は「そのまま歩いて通って」というジェスチャーをされて、
検査なしでそのまま通過できました - 別の係員にパスポートのスタンプを確認してもらって完了
⚠️ パスポートに紙が挟まっていたら捨てないで
パスポート返却時に1枚紙が挟まっていました。
「Departure」と書いてあったので、おそらくラオス出国時に使う出国カードだと思われます。
入国時は何も書かないのに出国時に書く、というのがちょっと面白い仕組みですが、
捨ててしまうと出国時に困る可能性があるので、必ずパスポートと一緒に保管を。
現金の準備について
友好橋バス代とラオス入国料は現金払いが必須です。
| 支払い場面 | 金額 | 通貨 |
|---|---|---|
| 友好橋シャトルバス | 30〜35バーツ | タイバーツ |
| ラオス入国料 | 40バーツ相当 | タイバーツ可 |
ラオスキープはタイ国内では両替しにくいため、タイバーツを多めに持っておき、 入国後すぐに両替するのが現実的な対応です。
入国オフィス周辺に両替所があります。
ステップ⑤:ビエンチャン市内へ
入国後はバスでビエンチャンへ向かいます。



ビエンチャンに到着(約45分後)
このターミナルはビエンチャンで一番大きいバスターミナルで、 ルアンパバーン方面など、ラオス各地への長距離バスも出ています。
ラオス国内の移動拠点として覚えておくと便利です。
ホテルの場所によっては、ターミナルから徒歩圏内のことも。
トゥクトゥクを使う場合は、到着直後に複数のドライバーから声をかけられます。

女性ひとり旅での注意点
ノンカイ駅〜出国オフィス間は早朝でも人通りがあり、
実際に歩いてみて不安を感じる場面はほとんどありませんでした。
GoogleマップをONにしておけば方向感覚で迷うことも少ないです。
入国オフィス内は人の流れが一方向で明確なため、
「次にどこへ行けばいいか」が自然とわかる構造です。
係員も特に高圧的な雰囲気ではなく、普通に対応してくれます。
ラオスへ入国する際、あわせて確認しておきたいのが海外旅行保険の「補償額」です。
ラオスは先進医療を受けられる環境が限られているため、現地で大きなケガや病気をすると、隣国であるタイの設備が整った病院へ搬送されるケースがあります。
その場合の国境を越えた緊急搬送費は一気に跳ね上がります。「クレジットカードの保険があるから大丈夫」と安心していると、万が一の際に高額請求となることもあるので、今一度確認しておくことをおすすめします。

まとめ:全ステップの費用と所要時間
| ステップ | 内容 | 費用 | 時間目安 |
|---|---|---|---|
| ノンカイ駅 → 出国オフィス | 徒歩 or トゥクトゥク | 無料(徒歩の場合) | 約20分 |
| タイ出国手続き | パスポート・指紋・顔写真 | 無料 | 数分 |
| 友好橋バス | シャトルバスでメコン川を越える | 30〜35バーツ | 約5分 |
| ラオス入国手続き | パスポート提示・入国料 | 40バーツ | 10〜15分 |
| 入国オフィス → 市内 | バス | 30バーツ/18,000キープ | 40〜45分 |
合計の追加費用:約100〜105バーツ(約400〜420円)で国境を越えられます。
初めての陸路国境越えは不安に思って当然です。
でも手順を知って行けば、思っていたよりずっとシンプルに通過できます。
そして通過した後に残るのは、「自分でやりきった」という小さくない達成感です。

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